美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

開業失敗事例③「開業資金が予算をオーバーしたことにより、開業を断念したケース」

開業失敗事例③「開業資金が予算をオーバーしたことにより、開業を断念したケース」

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

 

 

オープン前の準備段階で開業断念・開業直後に廃業、、、

 

 

 

 

 

そんなことにならないために、

 

 

 

 

 

美容室の失敗事例から、存続のポイントを学びましょう。

 

 

 

 

 

 

今回は、第3弾、お話しする開業失敗事例は、

 

 

 

 

 

「内装工事代が予算をオーバーしたことにより、開業を断念したケース」です。

 

 

 

 

 

つまり、

 

 

 

 

 

「開業資金がショートしてしまう。」

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

当初の見積り以上に内装工事が必要となり、開業準備の途中で断念するケースや

 

 

 

 

 

資金不足のまま開業を強行したことにより、

 

 

 

 

 

資金繰りが間に合わずに開業直後に閉店するケース、などがあります。

 

 

 

 

 

 

予算がオーバーする原因は様々ですが、そのほとんどが

 

 

 

 

 

「開業資金の見積もりが正確ではなかった。」

 

 

 

 

ことが原因です。

 

 

 

 

 

 

特に、「内装工事」は金額が大きく、見積りの漏れが大ダメージになります。

 

 

 

 

 

融資実行後だと、金融機関からの再融資もすぐには受けれません。

 

 

 

 

「見積りが間違ってたから、もう少し貸してください。」

 

 

 

 

 

これは、通じません。

 

 

 

 

 

貸す側だったら、そんな資金計画の甘い人には貸したくないですよね。

 

 

 

 

 

 

ですので、オーバーした内装工事代などを、

 

 

 

 

 

自己資金と融資でカバーできない場合は、開業を断念しなければならなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

どうか、開業前に、

 

 

 

自分の思い描くお店にどれくらいの内装工事代がかかるのか、

 

 

 

必ず、正確に計算するようにしてください。

 

 

 

 

 

「だいたい、これくらいの金額だろう」では絶対ダメです。

 

 

 

 

 

「もう、これ以上1円もズレないだろう」と納得できるまで、何度も計算をしてください。

 

 

 

 

 

 

熱意だけでは、理想的な開業はできません。

 

 

 

 

 

必ず成功するという熱意を持ちつつ、冷静な頭で、お金の計算をしてください。

 

 

 

 

 

あなたのお店が、理想的なスタートを切れますように。

 

 

The following two tabs change content below.

kei

税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
モバイルバージョンを終了