税理士の山本です。
大企業に比べて、何かとハンデが多い中小企業でも、
成功企業には4つの共通点があるといいます。
よく言われるのが、次の4つ。
1.圧倒的なスピード
2.最優位な商材
3.コンセプトの独自性
4.経営者の現場主義
1.圧倒的なスピード
まさに「中小企業ならでは」という強みです。
業績の良い中小企業の経営者は、意思決定が早く、
それに伴う、自身の行動力のみならず、組織そのもののスピードが速いと。
2.最優位な商材
「何でもできる」ではなく「〇〇なら1位」という経営を目指すということですね。
実際に市場を見てみると、それが優位に働くケースをよく目にします。
「何でも美味しい王将」ではなく、「餃子の王将」というキャッチコピーは、典型例ですね。
3.コンセプトの独自性
「おいしい料理店」ではなく、
「心地よい時間・場所を提供する料理店」。
つまり、お店内外の人々の「共感」を得られるようなコンセプトにすること。
そして、決定したコンセプトは関係者すべての共通認識として持ち続けること。
※朝礼や、経営指針発表会で周知し続けるオーナーさんが多いのは、
これを狙ってということもあります。
4.現場主義経営
これもよく知られた特徴です。
経営者自身が現場主義者であることが少なくありません。
常に、マーケットと直接対話をしています。
逆に、経営者自身が、現場から離れてゴルフなどに夢中というケースは、将来どうなるか。
言わずもがなですね。
まとめに
それぞれ目新しい内容ではありませんが「反省のきっかけ」になる4つの共通点です。
自分の仕事は、
1.スピードを自慢できるか?
2.誰にも負けない一品を持っているか?
3.独自の価値観を持っているか?
4.マーケットと対話しているか?
日々、あたらめて確認しなければいけませんね。
kei
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