美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

信用保証協会の余力を残しておくという選択

信用保証協会の保証枠

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

 

「プロパー融資」

 

 

 

 

 

信用保証協会の保証を利用しない銀行融資のことを、

 

 

 

 

 

プロパー融資と呼びます。

 

 

 

 

 

銀行としては信用保証協会の保証があれば、

 

 

 

 

事実上貸倒リスクはゼロとなりますが、

 

 

 

 

 

プロパー融資の貸倒リスクは全額となります。

 

 

 

 

 

そのため、銀行は、プロパー融資を簡単には行いません。

 

 

 

 

 

厳しい審査を行った上で、融資できるかどうかを判断しています。

 

 

 

 

 

ここで豆知識ですが、

 

 

 

 

 

実は、プロパー融資の判断において、

 

 

 

 

 

信用保証協会の保証余力(保証枠の残り)は、

 

 

 

 

 

大きな判断材料となっています。

 

 

 

 

 

つまり、信用保証協会の保証枠の残りがあれば、

 

 

 

 

 

万が一の時、その保証余力を使って、

 

 

 

 

 

更なる資金調達ができることを意味します。

 

 

 

 

 

したがって、プロパー融資実行後に、

 

 

 

 

 

お店の資金繰りが悪化しても、

 

 

 

 

 

信用保証協会の保証付融資によって資金繰りは維持出来る可能性がある。

 

 

 

 

 

資金繰りが維持出来るということは、プロパー融資の返済が続けられることにつながります。

 

 

 

 

 

つまり、自分たち(銀行)はとりっぱぐれない。

 

 

 

 

 

ということになるため、

 

 

 

 

 

銀行のプロパー融資の審査において、

 

 

 

 

 

信用保証協会の保証余力があることは、有利な材料の1つとなります。

 

 

 

 

 

信用保証協会の保証枠には、一定の限度があります。

 

 

 

 

 

実は、意外と知られていないのですが、

 

 

 

 

 

直接、あるいは取引銀行経由で、

 

 

 

 

 

信用保証協会に保証余力を問い合わせることが可能です。

 

 

 

 

 

また、自社の保証余力はもちろん、

 

 

 

 

 

新規保証を受けるための条件も直接聞き出すことが可能です。

 

 

 

 

 

そうして、今後の対策が立てやすくなるのは、言うまでもありません。

 

 

 

 

 

ある程度、信用保証協会の保証余力を残しておくことは、

 

 

 

 

 

プロパー融資を含め、スムーズな資金調達を行う上で1つの「テクニック」です。

 

 

 

 

 

多店舗展開や増床のために、知っておいていただければと思います。

 

 

 

 

 

 

【山本のひとりごと】

 

 

バチェラー2の小柳津林太郎さん、アツくていい人だな。

 

 

 

できれば、いつかお会いしてみたい。

 

 

 

バチェラー・シーズン3、いつ放送するんだろ。楽しみだ。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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