税理士の山本です。
銀行との関係性を深めたいと思ったときは、
①お店の成績を決算書で開示するとともに、
②オーナーさんの個人資産を、積極的に開示することが効果的です。
どういうことかというと、オーナーさん個人の資産。
銀行預金や株式、そして不動産が代表的なものですが、
「私、こんな資産を持っていますよ。」「これだけ返済余力があるから、安心してね。」と、
積極的に銀行にアピールしていくということです。
ただ、どれだけ不動産を持っていても、すでに担保設定を受けており、
もう担保としても余力が乏しい場合には資産があるとは銀行は考えませんし、
どれだけ銀行預金を持っていても、
他の銀行に預金を預けていて、アピールしたい銀行の預金が少ない場合には、
やはり預金資産があるとは銀行は考えません。
そして、逆もしかりです。
実際、担保余力が有る不動産を保有していれば、
将来その不動産を担保提供することで、追加融資を受けやすくなりますし〇、
また一定の預金残高があれば、万が一の時、
「その預金をお店の資金繰りに使える。借入の返済に充てられるな。」
と銀行に印象付けることができます。
つまり、私たち経営者に対する融資では、経営者個人とお店を一体だと見られています。
ということで、オーナーさんの個人資産を積極的に銀行に開示することで、
お店の資金調達・銀行融資が楽になることが少なくないんですね。
交渉を有利に進めるための準備も、経営者の仕事の1つです。
知識の1つとして知っておいていただければと思います。
それでは。
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kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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