美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

「審査結果について、催促の電話をしてもいいでしょうか?」

銀行をせかさない

 

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

 

「銀行に、審査結果について催促の電話をしてもいいでしょうか?」

 

 

 

 

 

美容室オーナーさんから、こんなご質問をいただきました。

 

 

 

 

 

銀行に融資を申し込んだ場合、

 

 

 

 

 

申し込んだ側からみれば当然その結果は気になりますし、

 

 

 

 

 

内装工事などのスケジュールを考えたら、1日でも早く回答が欲しいところです。

 

 

 

 

 

しかし、銀行に審査をせかすのは、オススメしません。

 

 

 

 

 

なぜなら、何回もせかされた場合、

 

 

 

 

 

銀行は、「よほど資金繰りに困っている」と感じてしまうから。

 

 

 

 

 

その上で「融資をして大丈夫なのか?」といった不安感を与えてしまいます。

 

 

 

 

 

最悪の場合、「融資はやめておこう」という判断になります。

 

 

 

 

 

 

それでは申し込む側は、どうすれば良いのか?

 

 

 

 

 

それは融資申し込み時に、

 

 

 

 

 

①融資希望日(いつまでに資金が必要か)を明確に伝える

 

 

 

 

 

②審査結果の回答日を聞いておく

 

 

 

 

 

この2点をしておくのがオススメです。

 

 

 

 

 

銀行は、基本的には真面目な性格の人が多いですから、

 

 

 

 

 

融資希望日を伝えられ、審査結果の回答日を決められた場合、

 

 

 

 

 

それに間に合うように一生懸命努力をします。

 

 

 

 

 

そして、回答日を過ぎても連絡がないなら、

 

 

 

 

 

その時はじめて、銀行に問い合わせをしましょう。

 

 

 

 

 

そうすれば銀行も、「よほど資金繰りに困っている」などとは感じません。

 

 

 

 

 

逆に、審査回答日に回答しなかったことに対して、「悪いなあ」と思うでしょう。

 

 

 

 

 

 

せかしても逆効果になりかねませんので、くれぐれもご注意ください。

 

 

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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