税理士の山本です。
美容室は、水道・電気・ガスの使用量が多く、
物件に十分な容量の配管・配電設備が整っている必要があります。
このチェックを忘れると、オープンしてから大変なことになります。
そのため、「物件の契約前・融資申請前」のタイミングで、
必ずチェックするようにしましょう。
また、このときは、店舗設計デザイナーなどの専門業者さんを、
必ず連れていくようにしてください。
それでは、どこをチェックしなければいけないか?
それぞれのチェックポイントを確認したいと思います。
1.「給水の確認(水道管の大きさ)」
一般的には、水量効率を決める水道管の大きさは、20㎜以上あると安心と言われています。
水道管の大きさは、
美容室であれば、シャンプー台の水量に大きく影響を与えますので、
必要な水量を確保できるのか、必ず確認を行いましょう。
なお、水道管の大きさは、プロでないとうまく確認できないケースも多いです。
また、シャンプー台の台数など、設備の状況によって必要容量は変わりますので、
必ず業者(店舗設計デザイナーなど)に確認してもらいましょう
また、物件テナントの階数によっては、給水圧力が不足するケースもありますので、
2階以上の物件の場合、地下の物件の場合は、
あわせて、業者に確認してもらいましょう。
2.「排水の確認(排水管の大きさ)」
水回りのトラブルの多くは、排水のトラブルです。
排水菅の大きさは、一般的には75㎜以上あると安心といわれていますが、
あなたのお店の設備の状況によって、必要な大きさは変わりますので、
こちらも、必ず業者(店舗設計デザイナーなど)に確認してもらいましょう。
給排水の管の大きさを拡張する場合は、多額の工事費用が発生するケースがあります。
そのため、資金計画の狂いにつながりかねませんので、
必ずチェックするようにしてくださいね。
今回は、「1.給水」「2.排水」のチェックポイントを確認しました。
次回は、「電気・ガス」設備のチェックポイントをご説明します。
あなたが、理想のお店をオープンできますように。
kei
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