税理士の山本です。
激戦区に美容室を出店する場合、あなたのお店の生存率を上げる戦略があります。
①あなたの出店予定地の商圏内にあるお店で、
「コンセプト・価格・メニュー」で競合するお店を調査します。
②同一商圏内の何店舗との競争ではなく、そのターゲット店舗だけに照準を合わせます。
③そのターゲット店舗へ、集中して競争対策を行います。
時代に合った店舗デザインを施した新しい店舗のほうが、競争力は高いです。
あとは、短期決戦、ターゲット店舗からいかに早く顧客を奪えるかどうかです。
激戦区で戦っている店舗は、消耗戦で弱っています。
自分のお店の競争対策をされた新しいお店に少しお客を取られると、一気に経営が難しくなります。
そのうちに、ターゲット店舗は潰れてしまいます。
そうすると、その潰されたお店に来ていたお客様が、新しく出店したあなたのお店に一気に流れ込みます。
昨年オープンした美容室のオーナーさん、オープンして半年間は厳しい状況でしたが、
ターゲット店舗が潰れた後、一気にお客様の数が増えました。
「必ず生き残る」と決めたのなら、こういった戦略も時に必要です。
綺麗事だけでは勝てません。
覚えておいていただいて、損はないと思います。
<ちなみに>
あなたのお店が逆の立場になっては、元も子もありません。
対策としては、この記事を参考にしてみてください。
「『銀行借入の返済期間』と『お店のリニューアル』は、重要な関係性があることを知っていますか?」
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kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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