税理士の山本です。
「今月いっぱいで勤務しているお店が潰れるので、辞めなければなりません。
そこで独立を考えているのですが、開業のための貯金がほとんどありません。
自己資金がゼロでも独立できるでしょうか?」
こういうご質問をけっこういただきます。
自己資金がなくても創業融資を申し込むことは出来ます。
ただし、美容室の開業には、多額の設備資金がいりますので、
自己資金が0だと、融資を断られる可能性が非常に高くなります。
また、開業資金を全額融資で調達できたとしても、
その後の返済が経営を圧迫することになります。
ですので、まずは、少額でもいいので自己資金を貯蓄していただくのが賢明です。
※できれば、100万準備したいところです。
とはいうものの、
貯金ばかりして、1番大切な「時間」がなくなっては本末転倒です。
また、「鉄は熱いうちに打て」というように、
せっかく独立しようと、火が付いた気持ちが冷めてしまうことも考えられます。
そのため、親族援助なども含めて、
どうすれば1番早く自己資金が確保できるかを考えてみてください。
貯金より、行動が大切です。
The following two tabs change content below.
kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日