税理士の山本です。
「今月いっぱいで勤務しているお店が潰れるので、辞めなければなりません。
そこで独立を考えているのですが、開業のための貯金がほとんどありません。
自己資金がゼロでも独立できるでしょうか?」
こういうご質問をけっこういただきます。
自己資金がなくても創業融資を申し込むことは出来ます。
ただし、美容室の開業には、多額の設備資金がいりますので、
自己資金が0だと、融資を断られる可能性が非常に高くなります。
また、開業資金を全額融資で調達できたとしても、
その後の返済が経営を圧迫することになります。
ですので、まずは、少額でもいいので自己資金を貯蓄していただくのが賢明です。
※できれば、100万準備したいところです。
とはいうものの、
貯金ばかりして、1番大切な「時間」がなくなっては本末転倒です。
また、「鉄は熱いうちに打て」というように、
せっかく独立しようと、火が付いた気持ちが冷めてしまうことも考えられます。
そのため、親族援助なども含めて、
どうすれば1番早く自己資金が確保できるかを考えてみてください。
貯金より、行動が大切です。
kei
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