税理士の山本です。
先日、郊外型の美容室を複数店経営するオーナーさんとお話した時、
「郊外型店舗の駐車場」について話し合いました。
今回話し合ったのは、「1台当たりの駐車スペース(幅員)」について。
郊外型の美容室を開業しようとしている方は、これを必ず覚えておいてください。
駐車場の設計で最優先すべきは、「数」ではなく「広さ」です。
駐車スペースが5台、10台あることより、
その駐車スペースは、気軽に女性が停められる広さかどうか。
こちらのほうが圧倒的に重要になります。
男性と違い、女性は、駐車が苦手な方も多いからです。
郊外型の美容室を開業するとしたら、1台分の駐車スペースをつぶして、
その分、ほかの駐車スペースを広げるくらいのが望ましいです。
また、駐車場の工事前に、運転が苦手な女性に試しに駐車してもらって、
停めやすいかどうかチェックしてもらってもいいかもしれません。
それくらい慎重になっていただいたほうがいいです。
1度、女性のお客様に「駐車場入りにくいなぁ」というイメージを持たれたら終わりだと思ってください。
よほどのことがなければ、リピーターにすることは困難です。
競合店より、ずば抜けてサービスの質が高いなど、よほどあなたのお店に競争力がないと、
あなたのお店より駐車しやすいお店に移ってしまいます。
駐車場の配置を決める段階で、
オーナーさんとしては、1台でも多く停められるようデザインしてしまいがちですが、
「女性が駐車しやすいこと。」
これが最優先です。
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kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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