美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

消費者金融の借入が、創業融資に与えるインパクト

消費者金融

 

 

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

 

銀行融資の審査は、数あるローン審査のなかで、

 

 

 

 

 

最も審査基準が厳しいことは有名な話です。

 

 

 

 

 

 

銀行融資は、基本的に確実に収入の範囲内で返済できると考えられる水準までしか実行されません。

 

 

 

 

 

 

一方、最も審査基準が緩いと言われているのが、消費者金融。

 

 

 

 

 

この消費者金融から現在借入している、あるいは以前借入していた場合、

 

 

 

 

 

銀行融資の審査に、影響することがあります。

 

 

 

 

 

消費者金融からの借入有無の取扱は、銀行によって違うのが実際のところですが、

 

 

 

 

 

いくつか分類すると次のようになります。

 

 

 

 

①消費者金融から現在・過去問わず借金歴がある場合は、融資不可 

 

 

②現在借金がある場合は不可(過去あった場合は可能)

 

 

③過去借金はあったが、現在はない場合は可能

 

 

④現在借金はあるが、借入先は1社のみの場合は可能

 

 

⑤複数の消費者金融から現在借金はあるが数社程度なら可能

 

 

 

 

 

実務上は、多くの銀行で上記④の取扱となっていることが多いかなと思います。

 

 

 

 

 

1社の消費者金融から少額だけを借りているという場合には、

 

 

 

 

 

それほど審査に影響することはありません。

 

 

 

 

 

少額であれば資金繰りを圧迫することはありませんので、

 

 

 

 

返済能力が認められれば審査は通ります。

 

 

 

 

 

ですが、ないに越したことはありません。

 

 

 

 

 

独立開業時は特にですが、消費者金融からの借入は、できるだけ少なくしておいてください。

 

 

 

 

 

※理想を言えば、直近2年くらいは、消費者金融の利用がないようにしてください。

 

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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