美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

「席数1~2、シャンプー台1~2台の小規模のプライベートサロン」 の創業融資は、意外と融資のハードルが高い

小規模サロンの開業

 

 

税理士の山本です。

 

 

あまり知られていないことですが、

 

「席数1~2、シャンプー台1~2台の小規模のプライベートサロン」

 

の創業融資は、意外と融資のハードルが高いです。

 

 

「小さなお店なら投資も少なくて済むから、融資も楽では?」

と思う方は多いですが、実際はそうではありません。

(小さなお店でも、それなりに投資額が必要になるからです)

 

 

一般的なサロンの坪数に比べて、

坪数が1/2の物件だからといって、内装費が1/2になるわけではありませんし、

シャンプー台は1台といっても、タカラのユメシャンを買えば高額な投資となります。

 

 

そして、何よりネックになるのは、

席数を1~2席にすることで、売上の上限が決まってしまうこと。

 

 

公庫・銀行など金融機関の方は、

「ちゃんと返済できるだけの売上・利益がでるかな?」

という点を、キッチリ確認してきます。

 

 

だから、

席数を1~2席にすることで、売上の上限が決まってしまうことが、

審査でマイナスに響いたりします。

 

 

ですが、ご安心ください。

もちろん融資が下りないわけではありません。

 

 

ここで大切になるのは、「事業計画書」。

 

・自己資金は〇万円、〇年かけてコツコツ準備しました

・開業したらこれくらい利益がでる予定ですよ

 

と金融機関の方へ事業計画書という書類を使って丁寧に説明できるだけで、

融資の可能性はグッと上がります。

 

 

「席数1~2、シャンプー台1くらいの小規模のプライベートサロン」

の創業融資は、意外と融資のハードルが高いという事実はありますが、

対策はありますので、スムーズな開業に向けて準備をなさってください。

 

 

事業計画書の作り方がわからなければ、

お近くの税理士にご相談いただくのがよろしいかと思います。

 

 

あなたが理想とするお店を開業できますように。

それでは。

 

 

The following two tabs change content below.

kei

税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
モバイルバージョンを終了