税理士の山本です。
今年の5月から新元号令和になったこともあり、
新規に開業したいというご相談をいただくことが増えてきました。
※「令和元年開業」というのは、やはり響きもキリもいいですよね
そこで、1年以内に開業をご検討なさっている未来のオーナー様に、
金融機関からお金を借りるために、覚えておいていただきたいポイントを3つお伝えさせていただきます。
1.勤務経験
まずはこれ。勤務経験です。
「プロとしての技術」「マネジメント経験」
など、開業後に必要となるノウハウをどれだけ積み上げてきたかが、融資では重視されます。
〇年以上の勤務経験がなければダメ、店長などの経験がなければダメ、
など、一律の基準があるわけではありませんが、
あればあるだけお金を借りるときには有利に働きます。
2.自己資金
次にこれです。
開業に向けて「コツコツ」貯金してきたという事実を通帳で見せられるかが、融資では大切になります。
なぜかというと、
・お金を管理できることが、経営者として求められる能力の1つであること
・創業に向けた熱意を、目に見える形でアピールできること
という理由があるためです。
3.公共料金・家賃・ローンの支払い
最後にこれです。
公共料金、家賃、住宅ローンなど、過去の生活費の支払状況が、融資では重視されます。
支払が遅れていると、もちろん評価が下がります。
「生活費すらスケジュール通り支払えない人に、借入を計画通り支払えるわけがない。」
という評価になってしまうからです。
4.まとめ
「勤務経験は、十分にあるだろうか?」
「自己資金は、十分に貯めてるだろうか?」
「生活費の支払いは、遅れてないだろうか?」
まずは、この3つがクリアできているかどうかを確認してみてください。
なお、「私ってクリアできているかな」と不安を感じた方は、1度ご相談ください。
スムーズな開業に向けて、一緒に計画を立てていきましょう。
kei
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