税理士の山本です。
あるオーナー様からのご質問。
「本業の美容室経営とは別に、セミナーの収入が発生する予定なんですが、
法人の収入にしたほうがいいですか?
それとも個人の収入にしたほうがいいですか?」
法人と個人の所得のバランスがあるので
どちらがいいかはオーナー様によって異なりますが、
個人事業でも収入を得るのは、オススメの手法の1つです。
(実は私も、法人の代表取締役でありながら個人事業主でもあります)
法人と個人、両方の事業を持っておくことで、
色んな仕組みが作れることがあります。
わかりやすい例を1つ挙げるなら、
「個人事業の収入には社会保険料がかからない」
ということ。
法人から役員報酬を支給すると、社会保険料が会社+本人負担を合わせて、
約30%かかるから負担が大きいですよね。
これが個人事業の収入だったら、ゼロ0。
それ以外にも、あえて法人から事業を切り離すことが、
法人のブランディング向上に繋がるなど、他にも理由はありますが、
今日はここまで。
もし法人からしか給料をもらってないオーナー様は、
その法人の中の収益事業の1つを法人から切り離して、
個人事業にすることを検討してもいいと思います。
それでは!
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kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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