美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

銀行借入をしないほうがいいオーナーさんもいます

借入をしないという選択

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

美容室を経営なさっていると、

 

 

 

 

「借入をした方がいい。」

 

 

 

 

ということを、お知り合いのオーナーさんから聞くこともあると思います。

 

 

 

 

確かに、借入をした方がいい場合も多いのですが、

 

 

 

 

逆に、借入をする必要がないのに、借りているオーナーさんもいらっしゃいます。

 

 

 

1.多店舗展開をしない

 

 

あなたが将来、多店舗展開を進めていかれるのでしたら、

 

 

 

 

融資を積極的に活用する必要があります。

 

 

 

 

 

次の店舗の出店資金が貯まるまで待っていたら、

 

 

 

 

 

出店スピードが遅くなるからです。

 

 

 

 

しかし、1店舗経営が理想の経営スタイルで

 

 

 

 

今後も多店舗展開をしないのでしたら、

 

 

 

 

 

無借金経営の方が、むしろ望ましいことも多いです。

 

 

 

2.現預金残高が潤沢ある

 

 

また、売上が比較的安定している場合で、

 

 

 

 

月商の6カ月分以上の運転資金が手元にある場合なども、

 

 

 

 

 

借入をする必要が少なくなります。

 

 

 

 

それだけの運転資金があれば、いざという時の備えとしては十分ですし、

 

 

 

 

財務上のスコアも高いので、追加の新規融資も通りやすいからです。

 

 

 

3.まとめ

 

 

「多店舗展開をしない。」「手元現預金が潤沢にある。」

 

 

 

 

ということでしたら、無借金経営も1つの選択です。

 

 

 

 

お金が血液に例えられるように、なくなれば、お店は続けていけません。

 

 

 

 

しかし、借りる必要がないのに借りる意味はありません。

 

 

 

 

無駄に利息を支払うことになります。

 

 

 

 

自分が借入をした方がいいのか、それともする必要がないのか。

 

 

 

 

ご自身の理想とする店舗展開と照らして、1度ご検討ください。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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