美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

個人事業主が事業用とプライベート用の通帳(口座)を分けたほうが良い理由

個人事業主が事業用とプライベート用の通帳(口座)を分けたほうが良い理由

 

 

 税理士の山本です。

 

 

 

 

新たに独立・開業なさる方に、必ずしていただくことがあります。

 

 

 

 

 

それは、「仕事とプライベートの通帳をきっちり分けること。」

 

 

 

 

 

 

もし、プライベートのお金を使う通帳と、

 

 

 

 

 

事業用のお金の入出金を管理する通帳が同じなら、すぐに事業用の通帳を作って、

 

 

 

 

 

仕事上のお金のやり取りは、その事業用の通帳に集中させましょう。

 

 

 

 

 

プライベートと仕事、両方のお金を分けないと、

 

 

 

 

 

ご自身で確定申告を行う時に、いちいちプライベートと仕事、どちらの入出金かを

 

 

 

 

分ける作業をしなければなりません。

 

 

 

 

 

これが非常にめんどくさいんですね。

 

 

 

 

 

また、間違いも起こりやすくなります。

 

 

 

 

 

 

正しい所得(もうけ)を把握するためにも、必ずプライベートと事業用の通帳は分けましょう。

 

 

 

 

 

 

なお、簡単な管理方法としては、

 

 

 

 

 

月に1度、生活費として使う分だけ、

 

 

 

 

 

事業用の通帳からプライベートの通帳にまとめて移すようにしてください。

 

 

 

 

 

 

また、取引先ごとに通帳を作る方がいますが、管理の手間が増えるためおすすめできません。

 

 

 

 

 

2つ以上の通帳を持つと、お金の出入りが複雑になります。

 

 

 

 

 

他の銀行との付き合いがなければ、1つに限定してしまいましょう。

 

 

 

 

 

そうすると、事業全体のお金の流れがすっきりして見えるようになります。

 

 

 

 

 

通帳が1つであれば、「今、手元にいくら預金があるのか」すぐわかるからです。

 

 

 

 

 

 

いちいち、「あっちの預金残高はいくらで、こっちの通帳はいくらで」と考えるのは面倒ですよね。

 

 

 

 

 

 

「仕事とプライベートの通帳をきっちり分けること」によって、

 

 

 

 

 

現預金の管理をシンプルにして、事業に集中できる環境を作り出しましょう。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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