税理士の山本です。
「雨の日に傘を貸さない」
と銀行が言われているのは、有名な話です。
つまり、資金繰りが厳しくて、本当に資金が必要な時には貸してくれない。
ですが、実はそうでもないんです。
意外と知られていないのは、
「小雨の時は貸してくれる」
「ゲリラ豪雨の時も貸してくれる」
ということ。
小雨の時は、大雨になって手遅れにならないように銀行は力を貸してくれます。
また、ゲリラ豪雨はすぐにやむことがわかっているため、
ゲリラ豪雨であることを説明すれば銀行は貸してくれます。
1番良くないのは、大雨になってから銀行に相談に行くケース。
「雨の日に傘を貸さない。」
と言われるのは、このタイミングで相談に行くケースがほとんどです。
大雨になってしまったら、銀行はなかなか傘を貸してくれません。
じゃあどうすればいいかというと、
常に天気予報(月次試算表)をチェックしておくこと。これが大切です。
そして、
「あれ?これは雨が降るかもしれない(業績が悪くなるかもしれない)?」
と思ったら、傘(運転資金)を借りておいてください。
それをやっているオーナーさんは、ちょっとした雨をしなやかに乗り切っています。
銀行さんは、大切なビジネスパートナーです。
3か月に1度など、定期的に連絡を取るようにして、信頼関係を築いておいてください。
信頼関係があれば、小雨やゲリラ豪雨の時、傘を貸してくれるからです。
The following two tabs change content below.
kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日