美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

毎月いくら利益があれば、通帳残高が減らないでしょうか?

美容室と銀行

 

 

 

「借入の返済のために、毎月いくら利益を出せばいいですか?」

 

 

 

新しく借入をするオーナーさんから、よくいただくご質問の1つです。

 

 

 

お手元の決算書や、月次の試算表で把握できるのですが、

 

 

正直、予備知識がなければ、すぐにはわからないと思います。

 

 

恥ずかしながら、昔の私がそうでした。

 

 

 

 

次のうち、見るべきポイントはどれか、考えてみてください。

 

 

 

①「売上」

 

②「売上総利益(粗利)」

 

③「営業利益」

 

④「経常利益」

 

⑤「税引後利益」

 

 

 

さて、どれでしょうか。

 

 

 

 

・・・・実は、どれも不正解。

 

 

 

ぜひ、資金繰りのために知っておいてください。

 

 

 

正解は、

 

 

法人の場合・・・「⑤税引後利益 + 減価償却費」

 

 

個人の場合・・・「⑤税引後利益 + 減価償却費 △ 生活費」

 

 

 

この金額が、見るべきポイント「返済資金」です

 

 

 

 

お手元に決算書や月次の試算表がある方は、

 

試しに電卓をたたいてみてください。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

 

 

①「借入の返済額 < 返済資金」 だったあなた

 

 

月々の返済資金は、足りています。

 

青信号ですので、ご安心ください。

 

 

 

 

②「借入の返済額 > 返済資金」 だったあなた

 

 

要注意です。

 

 

月々の返済資金が足りていません。

 

 

黄色信号、もしくは赤信号です。

 

 

 

対策を打たないと、

 

 

「利益は出てるのに、通帳の残高が減っていく。。どうして?」

 

 

という状況におちいってしまいます。

 

 

どうか、早急に②を①に持っていけるような資金計画を立ててください。

 

 

もしご不安でしたら、私に声をかけてください。

 

 

一緒に対策を打ちましょう。

 

 

あなたの成功を、いつも応援しています。

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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