美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

CICの信用情報開示報告書を読むときの、2つのポイント

美容室開業と信用情報

 

 

税理士の山本です。

 

 

「昔、クレジットの返済が遅れてしまったことがあるので、

それが融資にどう影響するか不安なんです。。。」

 

 

開業予定の美容師さんから、こんなご相談をいただくことがあります。

 

そういう方には、真っ先にCICなどでご自身の信用情報を取得&チェックしていただくことをオススメしています。

 

 

ちなみに、CICから発行された開示報告書をチェックする時のポイントは、2つです。

 

 

①「P・A」などの未入金情報がある(イエローカード)

 

 

未入金を示すA、請求額の一部が入金されたPのマークなどがあるとイエローカードです。

直近1~2年間の頻度が多いと、審査落ちになる可能性もあります。

 

 

一方、1ヶ月だけAマークがあったなど、「うっかり忘れていたんだな」と考えられるケースですと、

審査落ちほどではありませんが、マイナス評価であるのは確かですので、

多ければ多いほど満額融資は難しくなると考えてください。

 

 

②「異動」は、ブラック状態(レッドカード)

 

 

また、①より厳しいのが、「お支払の状況」に「異動」と記載されている方です。

 

 

シンプルにお伝えすると、ブラックリストに載っている状態ですので、

残念ですが融資はまずでないとお考えください。

 

 

(返済日から61日以上または3ヶ月以上の延滞があった人の場合、

この「異動(ブラック)」になっていることがあります)

 

 

 

「信用情報」にキズがあると、独立開業、マイホーム、車、不動産など、

あなたの将来の可能性が著しく狭まってしまいます。

 

 

将来、開業を予定なさっていて、信用情報に不安のある方は、

1日も早くご自身の信用情報をチェックなさるようにしてください。

 

 

それでは。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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