信用保証協会との付き合い方、必ず覚えておきたい２つのポイント

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

あなたのビジネスで成長・拡大を目指すなら、

 

 

 

 

信用保証協会と付き合う際に、必ず覚えておいて欲しいポイントが２つあります。

 

 

 

 

 

 

１つ目のポイントは、銀行などの民間の金融機関から融資を受けるためには、

 

 

 

 

 

信用保証協会の「保証枠」が大きく影響するということ。

 

 

 

 

 

１事業主に対する信用保証協会の保証総額（複数の金融機関に対する保証を合計したもの）を

 

 

 

 

「信用保証協会の保証枠」と言います。

 

 

 

 

この「保証枠」は、返済実績を重ねるにつれて、

 

 

 

 

そして、あなたの事業が成長するにつれて大きくなる傾向にあります。

 

 

 

 

 

つまり、銀行から融資を受けられる金額が大きくなるということです。

 

 

 

 

 

あなたが独立開業してから事業が軌道に乗るまでは、銀行からプロパー融資を受けることは

 

 

 

 

できないでしょう。

 

 

 

 

したがって、円滑な資金調達のためには、

 

 

 

 

信用保証協会が保証枠を拡大してくれるように、あなたの信用力を高めていくことが重要です。

 

 

 

 

だからこそ、「信用保証協会との取引実績」を積みあげていくことが重要になります。

 

 

 

 

 

 

そして、２つ目のポイントが、信用保証協会は、「地域密着型」であること。

 

 

 

 

 

信用保証協会は、都道府県単位で独立した組織になっています。

 

 

 

 

そのため、基本的には職員の異動・転勤も県内に絞られます。

 

 

 

 

日本政策金融公庫も地域密着型の金融機関ですが、

 

 

 

 

全国組織で県をまたいだ転勤があることを考えると、公庫よりも地域性が強いといえます。

 

 

 

 

 

地域性が強いということは、どういうことか？

 

 

 

 

 

「地域における情報網があるということ、情報通であるということ」です。

 

 

 

 

 

したがって、信用保証協会と取引を行うにあたっては、

 

 

 

 

「あなたの地域内における、あなた自身とあなたのビジネスの評判」にも注意してください。

 

 

 

 

 

融資は、「数字」と「数字では表せないもの（あなたの人柄や評判）」も加味した

 

 

 

 

総合的な観点から実施されます。

 

 

 

 

そのため、あなたのビジネスがいくら利益をだしても、

 

 

 

 

あなた自身・あなたのビジネスの評判が悪かったら、そのことが追加融資の足を引っ張りかねません。

 

 

 

 

そのため、信用保証協会と取引を行うにあたっては、

 

 

 

 

「あなたの地域内における、あなた自身とあなたのビジネスの評判」にも注意してください。

 

 

 

 

 

 

以上２つのポイント、必ず覚えておいて欲しいポイントです。

 

 

 

 

あなたのビジネスを成長拡大させるためには、円滑な資金調達がかかせません。

 

 

 

 

事前に準備を行い、勝つために必要な戦略を練ってください。