美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

民間の銀行融資の2つの融資パターン「信用保証協会の保証付き」と「プロパー」

①「信用保証協会の保証付き」と②「プロパー」という2つの融資パターンが

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

 

お客様からこんなご質問をいただきました。

 

 

 

 

 

「保証協会付き融資とプロパー融資ってなんですか?」

 

 

 

 

 

 

なかなか、耳になじみがないかもしれませんね。

 

 

 

 

 

一般の銀行に借入を申し込む場合には、

 

 

 

 

 

①「信用保証協会の保証付き」②「プロパー」という2つの融資パターンがあります。

 

 

①「信用保証協会の保証付き」

 

 

まず①「信用保証協会の保証付き」の融資というのは、

 

 

 

 

信用保証協会に保証料を払って、保証人になってもらう融資です。

 

 

 

②「プロパー」融資

 

 

そして、②「プロパー」融資というのは、

 

 

 

 

「無担保・無保証でその支店のリスクで貸してくれる」という融資です。

 

 

 

 

 

また、①「信用保証協会の保証付き」の融資とは違い、上限がありません。

 

 

 

 

銀行が貸してくれるといえば、いくらでも貸してくれます。

 

 

 

 

つまり、プロパー融資は、有利な融資制度なんですね。

 

 

 

 

なお、開業してすぐにこのプロパー融資で借りるというのは難しいです。

 

 

 

 

 

ある程度の利益をだし、返済実績を積み重ねないと、銀行が認めてくれないからです。

 

 

 

 

 

 

そのため、開業してしばらくは、銀行から融資を受けるときは、

 

 

 

 

 

①「信用保証協会の保証付き」の融資が前提だと思っていただいたほうがいいです。

 

 

 

 

 

 

その後、実績を積み重ねて、②「プロパー」融資を受けられるようになったら素晴らしいです。

 

 

 

 

 

銀行から、「優良な融資先」と認められたといってもいいからです。

 

 

 

 

以上が、①「信用保証協会の保証付き」と②「プロパー」という2つの融資パターンです。

 

 

 

 

 

ぜひ、将来の資金調達のマメ知識として知っておいてくださいね。

 

 

The following two tabs change content below.

kei

税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
モバイルバージョンを終了