美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

「決算書」を使って、銀行にどんなことを話すのか

美容室の決算説明

 

税理士の山本です。

 

 

 

できあがった決算書を銀行に持っていき、説明すること。

 

 

 

これを「決算説明」と言います。

 

 

 

決算説明で、「なるほど!このオーナーさんは、自社の経営状態がキッチリ把握できてるんだな!」

 

 

 

と銀行員に思わせるためには、

 

 

 

次の3点を念頭においていただくのがポイントです。

 

 

 

①数字を使って話すこと

 

②問題の原因を分析すること

 

③対策を話すこと

 

 

 

特に、③の「対策」を話せるのと話せないとではまったく違います。

 

 

 

「当期の売上が減少したのは、前年比で新規が〇〇%、リピートが〇〇%減少したためです。

原因としては、近隣への同業他社の出店により、お客様の流出があったためと分析しています。

そのため、今期はホットペッパーのプランを〇〇に上げるなどの対策を打ち、改善を図りたいと考えています。」

 

 

 

というように、お店の問題点と改善策を、数字を使って説明していきます。

 

 

 

逆に、次のような決算説明は、オーナーさんの評価を下げかねません。

 

 

 

「不景気が影響して、当期の売上は減少しました。残念です。」

 

 

 

 

なぜ評価を下げるかは、一目瞭然ですね。

 

 

 

 

売上が減って残念!ではなく、

 

 

 

今期はこういう対策を打ち、お店の業績を回復する。

 

 

 

といった経営計画を説明できると、たとえ業績が悪い決算書でも、与える印象は全然違います。

 

 

 

ぜひ意識して決算説明をしてみてください。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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