税理士の山本です。
「日本政策金融公庫で融資を申し込むメリットってなんですか?」
こんな質問をお客様からいただきました。
今回は、前回に引き続き、第2弾です
念のため、公庫のメリット、特徴を知っておいてください。
5.信用保証料が発生しない、ゼロ「0円」。
民間の金融機関で融資を申し込むと、
取引実績の浅いお店は、信保証協会の保証を求められるケースがほとんどです。
「あなたが返済できなくなった時に、信用保証協会が保証してくれます。
その保証料を、あなたが払いなさい。」
簡単にいうと、こんなシステムです。
ですが公庫は、この信用保証料が発生しません、ゼロ「0」円です。
6.事務手数料などの負担がない、ゼロ「0」円です
民間の金融機関では、融資金額の〇%などという形で、
事務手数料がとられることもあります。
いきなり数%天引きされちゃいます、困りますよね。
ですが、公庫には事務手数料があります、助かりますね。
公庫の契約時に負担する事務コストは、
契約書の印紙代・印鑑証明書などの取得費用・融資のお金の振込手数料くらいですかね。
7.公庫は、金融商品の売り込みをされない
公庫が行っているのは融資業務だけです(公庫の通帳は作れません)。
そのため、普通預金・保険商品・株・信託などの、
金融商品の売り込みをされることはありません。
一方、民間の金融機関だと
「定期に入ってくださいよ~。」
とか売り込みがあったりします。
断るに断れないようなケースがでてくるかもしれません、困りますね。
8.美容室などの許認可が必要な業種では、許認可を取得する「前」に融資が実行される
公庫以外の銀行では、
融資前に許可証を信用保証協会へ提出することが求められ、
許可取得「後」でないと融資が行われません。
つまり、
美容室のフルオープン付近のタイミングでお金が入るので、
内装費用や不動産物件費用をそれまで、自己資金で立て替えておく必要があります。
1,000万以上の大金を?
現実的じゃありませんよね。
一方、公庫は、許認可が下りる前でも融資が実行されます。
つまり、融資で内装費用などをカバーできるということです、これで安心ですね。
足早に書いてきましたけど、公庫にはこんなメリット、特徴があります。
新規開業する方にとって、
最もポピュラーな資金調達先が、日本政策金融公庫だと言われている理由が
あなたに少しでも伝わったらうれしいです。
kei
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