美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

銀行は、融資先を分散することによってリスクヘッジしています【店舗拡大を目指すオーナーさんへ】

分散投資でリスクヘッジ

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

積極的に新規出店なさるオーナーさんほど、資金需要が増えます。

 

 

 

なぜ資金需要が多くなるかというと、

 

 

 

新規出店当初は、

 

 

 

・ホットペッパーなどの広告投資

 

 

・スタッフさんの給与

 

 

・テナントの地代

 

 

 

などの固定費支出が先行するため、利益がでないことがほとんどだからです。

 

 

 

利益がでないからと言って、各種支払いは待ったなしで訪れます。

 

 

 

そのため、銀行から運転資金の融資を受ける必要があるのですが、

 

 

 

ここで知っておいていただきたいことが1つ。それが、

 

 

 

「銀行は融資先を分散することによってリスクを抑えている。」

 

 

 

という事実。

 

 

 

銀行が1社あたりに融資できる総額には限界があります。

 

 

 

株式投資でよくある「分散投資」と同じ考えです。

 

 

 

「銀行は融資先を分散することによってリスクを抑えている。」

 

 

 

それを踏まえて、銀行から融資を受ける立場である私たちの戦略は、

 

 

 

①融資を受ける銀行の数を増やし

 

 

②融資を受ける総額を増やす

 

 

③結果として、銀行間の相見積もりになり、銀行で勝手に金利引き下げ競争をしてくれる

 

 

 

という戦略をとる必要があります。

 

 

 

そうしなければどうなるか。

 

 

 

会社の成長が遅くなる、or、止まってしまうのは明白です。

 

 

 

私たちも複数の銀行と取引を行うことによって、リスクヘッジしていきましょう。

 

 

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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