税理士の山本です。
手元キャッシュを残すという意味で、「節税」は大切です。
一方で、「節税」は、決算書の利益を少なくすることとイコールでもあります。
利益を少なくして「節税」すると、銀行融資が受けにくくなるという効果をもたらします。
銀行融資が受けれなければ、次の店舗の出店資金が調達できません。
過去に面談したオーナー様の中には、
「税金を払いたくないから赤字にしました。」
と赤字決算を説明された方がいらっしゃいました。
しかし銀行は、節税のために赤字にしたという理由を考慮することはありません。
赤字決算であれば、返済能力はゼロと判断します。
多店舗化を望まれるオーナー様であれば、
キャッシュアウトを伴う節税は、ほどほどにして頂きたいと考えています。
多店舗化を進めたいのに、
決算書の数字が悪いたがめに、出店資金が調達できないという悪循環に陥ってしまうおそれがあるからです。
実態を反映した黒字決算にして、スムーズに資金調達を進められるように、
キャッシュアウトの伴う「節税」にはお気を付けください。
※逆に、有利な税制の活用など、キャッシュアウトの伴わない節税は、積極的に行ってください
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kei
税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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