美容室・理容室専門の税理士 山本 佳

税務調査の答え方1つで、スタッフさんからの信用が損なわれる

税務調査に際して

 

税理士の山本です。

 

 

 

税務調査では、

 

 

 

「この飲食店の支払いは、どなたとの食事ですか?」

 

「旅行会社への支払いがありますが、誰が参加しましたか?」

 

「この福利厚生のバーベキューは、お店の皆さんでいかれたんですか?」

 

 

 

こんな質問がよく飛んできます。

 

 

 

しかも、あえてスタッフさんがいる前で聞かれることもありますので、注意が必要です。

 

 

 

調査官から証拠を突き付けられた上での質問に、

 

 

 

「家族です、、、」「プライベートの支払です、、、」

 

 

 

と答えたら。

 

 

 

それを聞いてしまったスタッフさんは、どう感じるでしょうか。

 

 

 

逆に、

 

 

 

「仕事で取引のある〇〇さんとの打ち合わせ代です。」

 

「社員旅行の支払いです。」

 

「スタッフといったバーベキューです。もちろん家族は参加していません。」

 

「なにか問題はありますか?」

 

 

 

と仕事の支払であるとハッキリ答えられたらどうでしょうか。

 

 

 

前者は、スタッフさんの信用を損なう恐れがありますし、

 

 

 

後者は、スタッフさんからの信用を高めることに繋がります。

 

 

 

こういった場面は、経営者としての態度が問われる場面でもあります。

 

 

 

仕事の支払であると答えられるよう、日頃から備えておいていただければと思います。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。
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