税理士の山本です。
Aオーナーは無借金経営で預金残高が
3,000万円あった。
Bオーナーは預金残高が3,000万円だったが、
コロナということもあり1億円借りて、1億3,000万円にした。
2人は同じエリアで美容室を経営なさっていて、
ライバルでもある。
この2人のオーナー様にある物件情報が舞い込んできた。
立地としては最高の物件で、値段は3,000万円!
もちろん早い者勝ち。
Aオーナーは手持ちのお金が
3,000万円しかないのでまずは銀行に相談へ。
一方、Bオーナーは資金が1億3,000万円あるので
3,000万円支出してもまだ余裕がある。
結局、
この物件はすぐ動いたBオーナーが手に入れることに。
今回の内容はフィクションですが、
実は、これに近い話が弊社のお客様でいくつもあります。
先日、2店舗目を順調に出店なさったお客様が、
こんなことを言っていました。
「借りれる時に、借りれるだけ借りておいてください、
って山本さんに言ってもらえていたので、物件を抑えられました。
資金を持っていると選択肢が広がりますね。」
お金があれば、チャンスを掴む可能性を上げられます。
欲しいと思った時に、すぐに買える準備をしておくこと。
その時はいつ来るかわかりませんので。
だから、多店舗展開をお考えのオーナー様は特に、
「借りれる時に、借りれるだけ借りておく」
これが勝負のカギになってきます。
それでは。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 令和3年度のキャリアアップ助成金【5%→3%の賃金増額へ緩和】 - 2021年2月24日
- 令和3年3月分から、健康保険料率改定【社会保険に加入しているオーナー様へ】 - 2021年2月19日
- チャンスを掴むオーナー様の財務戦略【勝敗を分けるのは〇〇】 - 2021年2月18日