税理士の山本です。
「税金をどれだけ払っているかは、どれだけ社会的信用を得ているかと同義です。」
ある経営者の方が、こう仰っていたのですが、とても共感できる言葉でした。
個人事業主でも法人でも、
決算書に利益があるということは、社会的な信用があるということです。
利益が多ければ多いほど、社会的信用もうなぎのぼりで上がっていきます。
よく税金を払いたくないから赤字で申告なさる方がいらっしゃいますが、
短期的にはいいかもしれません。目先の使えるお金が増えますので。
ですが、社会的評価、社会的信用は、地の底に落ちていることを意識する必要があります。
①利益1,000万の黒字で確定申告なさるオーナーさん
②利益△100万の赤字で確定申告なさるオーナーさん
比べるまでもなく、①のオーナーさんの方が社会的信用が上です。
銀行評価が上がるため、住宅、車も問題なくローンを通るでしょう。
賃貸物件を借りるとき、クレジットカードを作るときも、スムーズに進むでしょう。
2店舗目、3店舗目を出店するときも、銀行、不動産業者などとの話が円滑に進みます。
つまり、一定の利益があることがわかると、周りが協力的になります。
経営者として、尊重されます。
周りの対応が、全く違ってきます。
事業拡大を目指されるオーナー様でれば特に、
「利益を出して税金を払うことによって、社会的信用を買っている。」
「経営者として尊重される、その待遇を買っている。」
という事実を知っておいていただきたいと思います。
kei
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