税理士の山本です。
美容室で独立開業をするとき、開業の仕方にはいくつかの選択肢があります
(1)「スケルトン物件」
(2)「居抜き物件」
(3)「既存のお店を引き継いで開業」
それぞれの特徴を理解すれば、初期費用の大幅な削減につながります。
そこで、今回は(2)「居抜き物件」のメリット・デメリットを上げてみようと思います。
「居抜き物件」とは、
もともと美容室だった、前テナントが使用していた内装や設備が残っていて、
そのまま引き継げる物件のことをいいます。
最近は、この「居抜き物件」を使うパターンが1番多いように感じますね。
(といっても、千葉・東京限定のローカル情報ですけどね。)
居抜き物件のメリットはなんでしょう?
最大のメリットはなんといっても、①「開業時の設備投資を安く抑えられること」です。
内装も設備も、使えるものはそのまま使いつつ
足りない部分を自分好みにカスタマイズして開業できます。
そして、②「オープンまでの準備時間が、短く済む」こともメリットですよね。
一方、居抜き物件のデメリットはなんでしょう?
まず、①「譲渡費用がかかる」こと。
前テナントのオーナーさんに対して、
残っている内装と設備の買取料金を払わなければいけません。
まあ、新品で買うより圧倒的に安いですが。
そして、②「内装デザインに制約がかかる可能性がある」こと。
物件によっては、水道・ガスなどの配管の位置が制約になって、
あなたの理想のレイアウトができないケースもあります。
これが、居抜き物件の主要な特徴(メリット・デメリット)です。
比べると、スケルトン物件より安く仕上がるケースが多いですが、
物件によっては、デメリット①・②の影響で、スケルトン物件より高くつく場合もあるので、
どのくらいで仕上がるかは、しっかり内装業者さんとチェックしてくださいね。
次回は、(3)「既存のお店を引き継いで開業」の特徴を説明します。
あなたが思い描く、理想のお店を形にできますように。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日