税理士の山本です。
新規のお客様とリピートのお客様、どちらのお客様を割引すべきでしょうか?
実に難しい問題です。
「いつも来てくれてるリピートのお客様こそ、割引を行うべきでしょう!」
こんな声も聞こえてきそうですが、
マーケティング的にどちらが正しいか、、、
それは、
「割引は、新規のお客様のみ」にするべきということ。
マーケティングの考えからすると、
商品やサービスは、フロントエンド(集客商材)とバックエンド(利益商材)という役割に分けることができます。
美容室・理容室でいえば、
新規のお客様については、とにかく来店してもらうことに集中する必要があります。
だからこそ、利益を度外視してでも、
フロントエンド(集客商材)で割引を実施して来店していただく。
では、なぜ、リピートのお客様に割引してはいけないのでしょうか?
それは、
単なる「安売り」になってしまうからです。
リピートのお客様に対しては、バックエンド(利益商材)で利益を上げなければいけません。
それなのに、利益を度外視して割引を実施したなら、
利益を上げるタイミングが、どこにも存在しないことになってしまいます。
戦略的でない単なる「安売り」は、あなたの首を絞めることにつながります。
そして、どこかで利益を上げなければ、あなたのお店は潰れます。
リピートのお客様にとって、あなたのお店は、特別な場所です。
何度も足を運んでいただいているということは、
あなたのお店が、お客様の生活の一部になっているということですから。
ぜひ、リピートのお客様から、適切な利益を頂くことをためらわないでください。
利益がなければ、あなたのお店を守れません。
あなたのお店を守ることは、お客様の特別な場所を守ることにも繋がることです。
あなたのお店の成功を、いつも応援しています。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日