税理士の山本です。
先日、法人の新規設立のご相談を受けたのですが、
いつもアドバイスさせていただいていることがあります。
それは、「決算月を何月にするか?」
いろんな考え方がありますが、今日は1つポイントをお伝えさせていただくと、
「現金預金が1番多くなる月を、決算月にした方がいい」ということ。
それはなぜかというと、決算月に現金預金が一番多くなると
決算書に記載される「現金及び預金」の残高が多くなり、銀行の評価が高くなるから。
銀行の評価が高くなれば、融資を受けやすくなる。
そうすれば、さらに現金預金が増え、資金繰りが楽になる。
こんな好循環に入ることができる。
じゃあ、「現金預金が多くなる月っていつなの?」って話ですが、
繁忙期に合わせるのが1つの手です。
クレジットの入金を考えると、繁忙期~繁忙期の翌月などがいい。
つまり、3~4月・12~1月などが候補ですね。
でもこれは、銀行評価を優先して決算月を決める考え方なので、
他のメリットを優先するのであれば、別の月がいいということになります。
私に相談していただければ、最適な決算月をアドバイスさせていただきますので、
2020年に法人化を検討なさっているオーナー様は、ぜひご相談ください。
それでは。
kei
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