税理士の山本です。
最近、「人材確保等支援助成金」をお使いになるオーナーさんが増えているように思います。
どんな制度かというと、簡単に言うと、
「スタッフさんの健康づくりをお店がバックアップして、
離職率が低下したら、助成金57万円を支給しますよ。」
こんな制度です。
ただ、健康づくりと聞いても、ピンときませんよね。
実際どのような取り組みが対象になるかといいますと、
① 法定の健康診断に加えて、次のいずれか1つ以上を導入すること。
〇胃がん検診 〇子宮がん検診 〇肺がん検診 〇乳がん検診
〇大腸がん検診 〇歯周疾患検診 〇骨粗鬆症検診 〇腰痛健康診断
②計画を作成し、都道府県労働局長の認定を受けること
③制度を、新たに就業規則等において定めること
④全てのスタッフさんを対象とする制度であること
⑤受診費用の半額以上をお店が負担していること
⑥計画期間内に雇用管理制度を導入・実施すること
こういった取り組みをすることによって、助成金が支給されます。
スタッフさんの離職率を下げることは、美容室における重要事項の1つです。
福利厚生の向上によって離職率を下げながら、
助成金による資金繰りの改善も図れるため、
「新しい取り組みによって、離職率を下げていきたい。」
こうお考えの美容室オーナーさんであれば、
導入をご検討いただいてもよろしいかも知れません。
詳しく知りたい方は、知り合いの社労士をご紹介しますので、お声がけください。
離職率の改善と、資金繰りの改善。
両方に取り組んでいきましょう。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日