税理士の山本です。
美容室を開業しようと思ったら、融資申し込み先の1番の候補として挙がるのが、
「日本政策金融公庫」でしょう。
この公庫、実は、美容室への融資に積極的なのですが、知っていましたか?
なぜか?
日本政策金融公庫の前身の国民生活金融公庫(通称「国金」)は、
もともといくつかの政府系金融機関が合併してできたものなのですが、
その中に「環境衛生金融公庫」という組織がありました。
実は、その組織、美容業などの環境衛生関係業者への融資に特化した組織だったんですね。
そこが、ほかの公庫と合併して「国金」になり、
さらにその「国金」が「公庫」になったという歴史があるので、
美容業に対して積極的に融資をしてくれる組織の土台があるんですね。
もちろん、美容業だからと言って、無条件で貸してくれるわけではありませんけどね。
あなたの「自己資金」や「信用情報」や「経歴」など、
融資を受ける前に整えるべきその他の条件はたくさんあります。
むしろ、そっちのほうが圧倒的に重要です。
あくまで、「そんな歴史があって、美容業に理解があるのが公庫なんだな~」
という認識を持っていただければ十分です。
<今日のまとめ>
公庫は、その前身である国民生活金融公庫の頃から、
美容業の支援を行っていた流れから、現在も利用しやすい環境にあるよ。
kei
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