税理士の山本です。
いやはや、税理士にあるまじき記事タイトルですね(笑
実は先日、会計ソフトメーカーの方とお話しまして、
会計事務所で使うような、プロ使用のお高い会計ソフトって、
決算書と一緒に、決算書の数字を分析した「財務分析資料」が作れるんですよ。
やたら分厚くて、比率やら、%やらの数字がたくさん並んだ資料が。
で、その会計ソフトメーカーの方に何をお伝えしたかというと。
「こんな分厚い資料、何の役にも立たないですよね。」
というお話です(ソフトメーカーの方、すみません)。
正直にお伝えすると、ほとんどがどうでもいい数字です。
それに、そもそも会計事務所のスタッフであっても、
この資料の全体を理解して、
経営にとって意味のあるアドバイスをやりきれる人は、5%もいません(断言)。
それぐらい、決算書を全て読み解くというのは大変な作業です。
しかもそれって、お店を経営するオーナーさんにとっては、
実はどうでもいいことなんです。
経営にとって重要じゃない細かい数字なんて、
見ないほうがマシだからです。
人の脳みそのメモリーには限りがあるんですから、
余計な情報はいりません。
ノイズになります。
そもそも「美容室・理容室」で押さえておくべき数字は決まってます。
もっと言えば、
「利益を出すために、売上をいくら増加させて、主要な経費をいくら削減しましょう。」
ということがわかればいいわけで。
そういう、大事な部分だけが分かってさえいれば、
決算書は読み込める必要すらありません
だから、税理士には、こう聞いてください。
「細かい数字の説明はどうでもいいから、大事な部分だけシンプルに教えてくれ。」
と。
それさえ分かれば、あとは行動あるのみです。
行動からしか、お店の利益は生まれませんから。
決算書をどんなに見たって、お金は増えません。
だから、お店を経営するオーナーの皆さまは、
ぜひ覚えておいてください。
「決算書は読み切る必要はありません。大事な数字だけわかってれば良いです。」
で、どこが大事な数字か気になる方は、私に聞いてください。
kei
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