税理士の山本です。
税理士変更で弊社とご契約いただいたあるオーナー様のお言葉。
「毎月試算表を送っていただけるようになってから、
お店の経営を数字で意識するようになりました。」
これまでの経緯をお聞きすると、
資料を会計事務所に預けるものの試算表は出してもらえない。
年に1度、決算の時しかお店の経営成績がわからないという、
何ともスリル満点な経営を続けてこられたとのこと。
弊社では、原則として資料さえ送っていただければ、
毎月試算表を作成させていただき、オーナー様に数字をご報告しています。
なぜかというと、試算表は体重計みたいなもので、
年に1回体重計に乗っても、健康かどうかわからないからです。
毎年1月1日に体重計に乗ることが
決まっていて3日前から食事を減らして減量しているかもしれないし、
知らず知らずのうちに5キロ、10キロ増えているかもしれない。
だから本当のお店の実態を把握するには、最低でも毎月体重計に乗ることが必要。
つまり、私たち経営者は、月次決算書を毎月見ることが必要ということです。
逆に、年に1回の測定ほどあてにならないものはありません。
経営するなら、月次決算は必須です。
年に1度、決算の時しかお店の経営成績がわからないという、
スリル満点な経営を続けていらっしゃるオーナー様は、すぐ改善していただくことをオススメします。
ちなみに、黒字+資金繰り状況の良いオーナー様ほど、
皆さん揃って月次決算をしていらっしゃいますよ。
それでは。
kei
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