税理士の山本です。
2019年の銀行金利について、動向をお伝えします。
1.公庫の金利
創業者向けの利率が上がりました。
新創業融資制度(不動産担保を提供しない方)2.26%→2.51%(0.25%引上げ)。
2.制度融資(民間銀行)の金利
今年のポイントは2つです。
① 金利が前年度比0.2%引下げ。
② 創業資金の保証料補助金制度の新設
①については、一部制度を除き0.2%金利引下げとなっています。
サポート短期資金という制度だと、1.0%+保証料という水準です。
②については、補助金により創業資金一般枠の保証料が0.8%→0.4%となる為、
創業者の調達金利は、同制度を利用すると、
1.4%(借入期間5年以内、金利1.0%+保証料0.4%)となります。
前年度と比べると、①の0.2%引下げと②の0.4%補助により、▲0.6%となっています。
ざっくりですが創業者の調達金利を比較すると、
県制度1.4% < 公庫2.51%
1%超のひらきとなりました(こう見ると、公庫の営業環境は厳しいものがありますね)。
ちなみに一般的な制度の金利は0.1%引上げです。
運転資金7年までは2.16%となっています。
公庫は今年度、金利引上げとなりますので、上記1.2を踏まえると、
2019年の資金調達については、まずは民間金融機関に相談するのがよいかと思います。
kei
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