税理士の山本です。
最近CMで見ない日がないくらい知名度が上がったPayPay。
100億円あげちゃうキャンペーンはあっという間に終了しましたね。
日本はキャッシュレス化が遅れていると言われて久しいですが、
今、国をあげてキャッシュレス化が推進されています。
そんな中、今回登場したPayPay。
後発ではありますが、
ヤフーとソフトバンクが株主だけあって,知名度も営業力も相当大きいです。
現在PayPayが使用できる店舗は、主に、大手飲食チェーンや家電量販店など。
理美容業をはじめとして、中小企業で導入されているのは、まだ少数です。
1.導入するメリット
PayPayを導入のメリットは5つ。
①導入費用無料
②決済手数料無料
③入金手数料無料
④入金が早い
⑤アリペイと提携
クレジット手数料は、美容業にとって無視できないコストです。
原価率が1%変わっただけでも、財務に与える影響はすさまじいのに、
クレジット手数料は、売上の3%前後が有無を言わさず徴収される。
また店舗への入金が遅れるため、資金繰りにも影響します。
その点、PayPayは、決済手数料や入金手数料が0円、
かつ、お店への入金も翌日または翌々日とスピーディです。
2.導入するデメリット
デメリットとしては、
PayPayの手数料0円は、期間限定であることが言えます。
決済手数料0円については、サービス開始日から3年間。
また、その後の手数料率が未定であることがデメリットです(経営に与える影響が読みきれません)。
また、入金手数料0円も、原則2019年9月30日まで。
ただ、ジャパンネット銀行を使用すれば、永年無料です。
3.まとめ
PayPayは、まだまだ名前が独り歩きして使えないお店がほとんどです。
だからこそ、早期に導入することで少しでも差別化を図ったり、
手数料無料のメリットを享受していただきたいなと思います。
kei
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