税理士の山本です。
「個人事業主でも住宅ローンが借りられますか?」
消費税率が8%から10%になる前に、
マイホームの購入を検討なさるオーナーさんも増えてきました。
もちろん個人事業主のオーナーさんでも、住宅ローンを借りることは出来ます。
決してめずらしいことではなく、たくさんの個人事業主のオーナーさんが、
住宅ローンを利用してご自宅を購入なさっています。
ただ、正直にお伝えすると、
サラリーマンの美容師さんと比べて、住宅ローンの審査がやや厳しいのは事実です。
その理由は、「収入の安定性が低いから。」
個人事業主になった場合、サラリーマンと比べると、
どうしても収入が不安定になりがちだからです。
住宅ローンの審査は、
通常、過去3年分の確定申告書をチェックすることにより行われます。
「平均的な所得は、どれくらいか。」
「過去3年のうち、1番所得が低かった年は、どれくらいか。」
など、多方面から審査が行われますが、
住宅ローンの審査基準に用いられるのは、「売上」ではなく「所得金額(利益)」です。
ここで1つポイントをお伝えすると、
税金対策として、所得を必要以上に下げている確定申告書を見ることがありますが、
あまり低くしていると住宅ローンそのものが利用できなくなったり、
利用できたとして借入限度額が少なくなりますので、
くれぐれもご注意ください。
【山本のひとりごと】
それと、奥様もどこかで働かれている場合、
収入合算をして住宅ローンを申込むと、より確実性が上がりますので、
そんな方法も検討いただいてもいいかもしれません。
kei
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