マックを食べると、いつも胃もたれする、
税理士の山本です。
相続対策と聞くと、皆さんがはじめに想像するのが、
「税金を下げること。」
ですが、相続を考えた時、
1番最初にしなければならない対策は、
「相続での家族間の紛争を、未然に防ぐこと。」
にあります。
決して、税金を下げることではありません。
悲しいかな、ほとんどの方が、
「うちの家族に限って、相続で争うなんてないよ(たぶん。。。)」
と考えています。
ほとんどの方が、
台風が接近しても、
「自分の命は大丈夫だし、自宅の浸水などないよな(たぶん。。。)」
と考えるように、
相続が近づいても、
「うちの家族に限って、相続で争うなんてないよ(たぶん。。。)」
と信じています。
逆に、対策を打つ方は、ごく少数。
全体の10%もいないでしょう。
1.私の経験則ですが
「相続紛争」が発生しやすいのは、次のような場合です。
①相続人である兄弟が、遠くに住んでいる。
・・・相続人全員が近くに住んでいる場合、
世間体もあって紛争が発生しにくいです。
②被相続人の配偶者が、もう亡くなっている。
・・・お父様がもう亡くなっていて、お母様に相続が発生したような時です。
逆に、お父様orお母様のどちらかが生きていらっしゃる場合、
ご両親のことを想ってか、子ども同士での紛争は起こりにくいです。
③遺言がなく、相続について、被相続人の意志が明確でない。
・・・遺言があると、やはり話がまとまりやすいです。
「亡くなった父さん、母さんの言葉には、素直に従おう。」
こうお考えになる方が多いからです。
※ただ、遺言が残されていても、
自分の権利が侵害されたと主張する相続人によって、
「遺留分減殺請求」が申し立てられる場合もありますので、
油断はできません(汗
④前妻、前夫との間に子供がいる+再婚相手がいる。
・・・子供と再婚相手との間で、紛争が生じやすいです。
2.まとめに
最近、相続のご相談をいただくことが増えています。
ライフスタイルも多様化して、
お盆と正月くらいしか、
家族全員が顔を合わせる機会は、なくなってきています。
家族がみんな健康で、仲が良い。
これ以上の幸せは、なかなかないと思いますので、
少しでも心配な方は、お早めの行動を。
※私に相談していただいても大丈夫です。
【山本のひとりごと】
マックのポテトは美味しいけれど、
胃に与えるダメージの大きさが異常。
わかってても食べたくなるけど。
kei
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