税理士の山本です。
先日、オーナー様のご紹介で新規のご相談があったのですが、
いつも相談者様からいただくご質問があります。
それは、「税理士を変えるタイミングはいつがいいですか?」というご質問。
一般的に言われているのが、
「今度の決算までは今の税理士にお願いして、それから変更した方がいいですよね。」
というもの。
ですが、私は別の意見で、
「今すぐ変えた方がいいです」とお伝えしています。
理由は2つ。
①今、不満に思っている税理士と付き合い続ける時間が無駄であること
②決算書の精度が違うこと
2つ目がとても大切なのですが、
キリよく決算まで今の税理士にお願いしたら、決算書は頼りない今の税理士が作ることになりますよね。
実は、決算書ってどの税理士が作るかがとても大切です。
なぜなら、税理士によって作り方が全く違うから。
(美容師さんによって、カットの仕上がりが全く違うのと同じです)
会計処理方法はもちろんですが、
どこまで記載するか、勘定科目の表示場所をどこにするかで、銀行など第3社の評価は全く変わってきます。
このノウハウを知った上で決算書を作っている税理士は実は少なく、
しかも美容業・理容業にとって好ましい決算書を作れる税理士はというと、限りなく少なくなります。
だから私は新規のお客様の過去の決算書を見て、
「もったいないな。。。」
と思うことが多々あるわけです。
だから決算が終わってから税理士を変更するのではなく、
決算前に変更することをオススメしているわけです。
もっというと、
「できる経営者は決断が早いから、すぐに変更を決断します。」
できる経営者は先延ばしすることに
得られるものがないと分かっているからです。
今日お伝えしたいことは、2つ。
「決算書は税理士によって全く違う。」
「できる経営者は先延ばししない。」
ということ。
すぐに行動していきましょう。
それでは。
kei
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