税理士の山本です。
お客様のお店に打ち合わせにお伺いしたところ、
見なれない人が2人いました。
誰だろうと思いましたが、
挨拶されてすぐに分かりました。
保険会社の営業マンと、その上司の方。
どうやら、オーナーさんが飛び込みで来た保険の営業さんと話をして、
すでに何度か保険提案を受けていたようでした。
そして今回、
なぜ私との打ち合わせのタイミングでいたかというと、
保険契約を結ぶ直前になって、
お店の経営状況について、税理士さんにも話を聞きたかったとのこと。
ですが、よくよく話を聞くと、
決算書の数字もまともに見ていないそうな。
「まず経営状況を聞いてから、必要な保険提案をするべきでは?」
と思い、
「順序がおかしくないですか?
決算書も見ずに節税商品を提案したんですか?」
と聞いたところ。
保険会社の方、少しむっとして、
「どこがおかしいんですか?」
と、素敵な営業スマイルで言葉を返してきました。
ちなみに、
商品を見たところ、
よくある「節税に見せかけた保険」だったので、
オーナーさんにご説明し、保険会社の方にはお帰り頂きました。
いざという時のため、
あった方がいい保険はたくさんあります。
オーナーさんご自身、ご家族、スタッフさんの生活のことを考えるとなおさらです。
いつ、誰に何があるかわかりませんし、
私も、もしかしたら今日、倒れるかもしれません。
だからこそ、
いざという時、家族やスタッフさんの生活を守ってくれるかどうか、
必要かどうか、適切かどうか。
決して、自分の営業成績のためだけでなく、
本当に親身になって、
ライフプランを考えてくれる保険会社さんが増えてくれるといいなと、
心から思います。
kei
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