税理士の山本です。
銀行は、不動産業者さえもっていない物件情報を持っています。
まさに、不動産情報の宝庫といえます。
なぜかというと、不良債権処理による競売物件など、掘り出し物がたくさんあるからです。
銀行は、お店の血液たるお金を握っているわけですから、
経営についての情報が多く入ってくるのはもちろんのこと、その中で不動産情報も多く入ってきます。
もちろんその不動産に抵当権を設定して、いざという時に回収できるような策も講じています。
銀行の担当者は企業が不動産を、
①売りたい、②買いたい、③借りたい、④貸したい
という色々なニーズを得ると、銀行全体で作っているデータベースに登録します。
また、データベースから、そのようなニーズにマッチする不動産が出ていないか探すことができます。
なぜ銀行はそのようなことをするかというと、
不動産情報を提供することによって、企業・経営者とより親密になれるからです。
オーナーさんからすれば、不動産の情報を提供してくれる銀行への信頼感は高まるでしょう。
「さすがメインバンク、頑張ってくれたな。」と。
また、それによって不動産購入となれば、そこで不動産融資が発生するかもしれません。
しかも、銀行を通せば、オーナーさんは、地主さんと直接交渉することができます。
不動産屋を通さないので、もちろん仲介手数料は発生しません。
よって、店舗物件・店舗用地から、自社ビル購入まで、
不動産ニーズが出てきたときは、不動産業者だけでなく、銀行にも相談しておくのがオススメです。
kei
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