税理士の山本です。
うちの事務所は、美容室をはじめとする美容業の創業サポートが圧倒的に多いですが、
中には、「整体・接骨院・マッサージ」などのオーナー様からご相談をいただく事もあります。
また、美容業のオーナー様が、
そういったビジネスにFC加盟店として新規参入なさるケースもあります。
(〇ラク、〇ラダファクトリーなどなど)
そんな整体ですが、同じ店舗型ビジネスにもかかわらず、
実は、美容室の創業融資よりも審査が厳しいのをご存知でしょうか?
なぜなのか?
まず、結論からお伝えすると、整体などの業種は美容室と比べると、
①「内装工事にデザイン性はいらないでしょ?」
②「水道・ガスなどの工事は、ほとんど必要ないでしょ?」
③「機材もそれほど必要はないでしょ?」
つまり、「お金かけなくてもできるよね?」と思われているからです。
そのため、美容室なら20坪・800万円の内装の見積もりでも何も言われませんが、
整体院で同じ見積もりを出したら、「高過ぎじゃない?」と銀行から指摘があったりします。
ですので、事業計画書を作るときも、
この辺りを理解した上で、創業融資を申請する必要があります。
この点を間違えると、希望した融資金額が借りられない(汗
なんてことになりかねません。
異業種に投資なさるオーナー様は、その業界ごとに特殊な評価がある事を、ぜひ知っておいてください。
それでは。
kei
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