美容室の居抜き

個人事業主のオーナーさんへ

お店を居抜きで売却するとき、売買契約がスピーディーに決まるオーナーさんの特徴【売り手側】

 

 

税理士の山本です

 

 

 

お店を居抜きで売却するとき、

 

 

 

スピーディーに売買契約が成立するオーナーさんには、いくつか特徴があります。

 

 

 

①「居抜き店舗の正確な試算表がだせること」

 

 

 

まず、直近の試算表が正確に出せるかどうかがポイントになります。

 

 

 

どれくらい利益を生む潜在能力のある店舗なのか、把握する必要があるためです。

 

 

 

②「内外装工事、美容機器の明細をだせること」

 

 

 

次に、そのお店の内外装工事、美容機器の購入にいくらかかって、

 

 

 

どれくらい減価償却が進んでいるかを把握する必要があります。

 

※固定資産台帳があれば、話が早いです

 

 

 

③「棚卸資産の明細がだせること」

 

 

 

また、店舗の内外装、美容機器だけでなく、

 

 

 

技術に使う商品・店販商品も売却するのであれば、売却時点の棚卸資産の明細も必要です。

 

 

 

上記①~③があるかどうか、

 

 

 

つまり、「何をいくらで売るのか(買うのか)」をわかりやすく明細でだせること。

 

 

 

スムーズな居抜き物件の売買には、これポイントになります。

 

 

 

逆に、「店舗の全部まるっと込みで700万、現状渡し」のように、

 

 

 

①~③の明細をださない状態では、情報が少なすぎて買い手は全く判断できませんので、

 

 

 

売買交渉も進展しないことがほとんどです。

 

 

 

情報を明確にすれば、適正価格はどれくらいか判断することができます。

 

 

 

正確な情報提供が、スムーズな居抜き譲渡の近道です。

 

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。

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