税理士の山本です。
最近、起業される方が増えているな~と感じています。
これは美容業・理容業の方だけではなく、社会全体としてです。
近年起業する方が増えている理由は、下記のようなものがあると思います。
1.時代の変化
もう、ほとんどの日本人は「1つの会社でずっと終身雇用してもらおう」とは思っていないでしょう。
金融庁ですら、年金以外に2,000万円を自己責任で準備する必要があると公表するほどです。
つまり、国・会社などに頼らず、自分自身でお金を稼ぐ仕組みをつくらなければ、
将来の安定などないということでしょう。
2.周囲の理解
また、起業することに対して、世間の見る目も変わったと思います。
一昔前は、起業・独立する人は珍しく、奇妙な存在だったかもしれません。
しかし現在は、起業している人が親戚に1人、2人若しくはそれ以上いることも珍しくないです。
私のお客様の中には、親戚のほとんどが経営者というご家族もいらっしゃるくらいです。
そのお客様にとっては、むしろ、起業して個人でビジネスをやることこそ自然であり、
サラリーマンの方が普通ではないのでしょう。
時代の変化に伴って、起業することへの理解も深まってきた気がします。
3.起業のハードルが下がった
また、今は大きな初期投資がなく、スタートできるビジネスがたくさんあります。
IT関係の職業などはその典型だと言えます。
また、自治体や銀行など、起業を支援してくれる団体が増えてきたこともあり、
借入が、無担保・無保証で受けやすくなったことも大きいです。
このように昔に比べれば、起業することはごく普通のことであり、
極端にリスキーなことでもありません。
むしろ、私は、雇われ続けることのほうがリスクが高いと思っているくらいです。
家族を支えなければならない男性は、特にです
(一方、家事・育児など、家庭と仕事のバランスを取らなければならない女性は、この限りではありません。)
そういったことから、経営者として生きることは、合理的な選択の1つだと思います。
とはいえ「開業ってどうすればいいの?」という方もいらっしゃると思いますので、
ご不安な方は、私にご相談ください。
kei
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