融資の面談に税理士同伴で行くのは、
オススメできません。
私も、融資のご相談を頂くことは多いですが、
面談は、お客様だけで臨まれることをオススメしています。
そのほうが、圧倒的に実行率が高いからです。
税理士が、融資の面談に同席する。
この事実に対する、銀行サイドの考えをお伝えすると、
「この社長さん、自社の状況をきちんと把握してないんじゃないの?」
頭の中で、こう思われています。
もちろん、定性評価はマイナス。
税理士に答えてもらう、
あるいは、
税理士が一緒の方が、安心という面があるのは否めません。
「私より山本さんの方が、
銀行からの質問にスラスラ答えてくれると思うので、同席をお願いできませんか?」
ありがたいことに、お客様からこう言って頂けることもあります。
ですが、どうか知っておいてください。
銀行は、税理士の理路整然とした説明を期待しているのではありません。
そんなことより、
口下手でもあっても、オーナーさん自らの言葉を大切にしています。
融資の審査は、決算書などの数字が中心ですが、
オーナーさんご自身の経営者としての資質、覚悟も、
重要な審査ポイントだからです。
だからこそ、
私のような、カタブツなメガネに説明されるより、
自分の言葉で伝えてくれる経営者としての姿に、
銀行は、安心感・好感を抱きます。
自分の言葉で伝える。
とてもとても大切なことなので、
融資面談では、意識してみてください。
以上、
調子に乗ってベルギー戦を観てしまい、
睡魔に負けそうな山本がお伝えしました。
kei
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