税理士の山本です。
現金は本当に正直です。
現金の動きは、決算書以上に実情を正直にあらわしますので、
キャッシュフロー経営が大切といわれる理由もそこにあります。
資金繰りがきつくなる、苦しくなるのは必ず原因があり、
おおむね、次の8つのパターンに分けることができます。
①売上が増加している(特に、クレジットなどのキャッシュレス決済)
②売上が減少している
③売掛の回収期間が長期化している
④買掛の支払期間が短縮化している
⑤在庫の水準が多い
⑥設備投資が大きすぎる
⑦借入金の返済負担が大きい
⑧本業以外の無駄な投資をしている
この8つです。
「最近、ちょっと資金繰りがキツいんだよな。。。」
もし、あなたがそう思われた場合、
ご自身がどの理由で資金繰りが悪化しているのか、チェックしてみてください。
あなたの資金繰りの問題点もこの8つのどれか、あるいは複数の原因に当てはまるはずです。
逆に、①~⑧に当てはまらないようにすると、驚くほど資金繰りは楽になっていきます。
原因がわかったら、速やかに解消するためにの行動をとっていきましょう。
kei
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