税理士の山本です。
私は、オーナーの皆さまには、
「人」ではなく、「支店」と付き合うことをお願いしています。
あっ、銀行との付き合いということです。
どういうことか。
支店長を含め、銀行には、店舗の異動があります。
また、支店では、貸す貸さないの決定権は、支店長が握っています。
銀行の融資担当者と個人的に仲良くなって、
「このオーナーさんに貸したい!」
と熱心に頑張ってくれても、
支店長が「貸さない。」と判断すれば、それまでです。
また、今の支店長と個人的に仲が良く、
「融資に積極的で、どんどん融資を通してくれる。」
こうだったとしても、
支店長の異動があって、
「保守的な人が支店長になって、全く融資が通らなくなった。」
というのは、よくある話です。
だからこそ、
「人」ではなく、「支店」と付き合っていただきたい。
担当者個人とではなく、支店長個人とでもなく、
「支店」と付き合っていただきたい。
担当者や支店長の異動があったとしても、
安定的に資金調達していくために、
①「決算書・試算表の財務面のスコアリング(定数評価)」
②「継続的な定期訪問による、支店単位の信用(定性評価)」
を上げ続けて欲しいということです。
担当者・支店長の異動によって、急に資金調達ができなくなった。
こんな事態を避けるためにも、
銀行は、「人」ではなく、「支店」と付き合うようにしてください。
kei
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