税理士の山本です。
あなたは、銀行に月次試算表の報告に行っていますか?
もし行っていないのであれば、もったいない。
取引銀行が少なければ、毎月。
取引銀行が多くなってきたら、3か月に1度。
銀行評価を上げるためにも、
これくらいのペースで、銀行を定期訪問することをオススメします。
1.なぜ、定期訪問するのか
銀行訪問は、回数が多いほど、銀行から信用されます。
なぜかというと、
年に1度の訪問だと、悪い報告をごまかすこともできますが、
定期的に訪問していれば、悪い報告のごまかしがきかなくなるからです。
逆に、ごまかすと、
どこかで数字の辻褄が合わなくなりますので、すぐわかります。
そのため、銀行からすれば、
「定期的に報告してくれるオーナーさんは、嘘がない。だからこそ信用できる。」
という評価になります。
「正直に、お店の現況を報告する。」
定期的な報告は、銀行の信頼を得る最良の方法の1つです。
2.何を報告するのか
また、訪問時に何を報告するかと言うと、
ズバリ「月次試算表」です。
「売上、経費、利益、今後の展開」など、
現状を簡単にでいいので、説明してあげてください。
また、時間は、10分以内でかまいません。
あまり長すぎると、お互いに時間がとられてしまいますので、
10分以内で簡潔に伝えてあげてください。
「必要最低限のことだけ話して帰る。」
こういうオーナーさんが一番好まれます。
3.まとめに
融資を受けた後に、1度も報告していないとしたら、
非常にもったいないことをしています。
銀行評価を上げる、シンプルかつ簡単な方法ですので、
定期的な銀行訪問を、ぜひ継続なさってください。
kei
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