税理士の山本です。
7月1日、国税庁から2019年の路線価が発表されました。
路線価とは、相続税・贈与税の計算をする基準となるもので、
毎年国税庁が道路ごとに1㎡あたりの価格を決めているものです。
(簡単にいうと、「土地の時価」ということ)
この路線価の全国平均が前年比1.3%のプラスとなり4年連続の上昇となりました。
上昇率もこの4年で最も高くなっていて
その中でも集客力のある観光地の上昇が目立ち、
首都圏では東京都(上昇率4.9%)、千葉県(同1.0%)、埼玉県(同1.0%)、神奈川県(同0.9%)が、
いずれも6年連続で上昇しています。
千葉県では、船橋・市川など、東京都心へのアクセスが良く、
人口増が続いている県北西部や湾岸地域で上昇率が高くなっています。
上昇率トップ3は、
①首位が、船橋(船橋市本町1丁目 船橋駅前通り)の19・7%
②2位が、市川(市川市八幡2丁目 本八幡駅前通り)の19・6%、
③3位が、千葉東(千葉市中央区富士見2丁目 千葉駅前大通り)の9・5%
という順位。
※たしかに、どの地域も良い物件が見つかりにくい人気の出店地域ですね
店舗の家賃や、更新時の家賃が少しずつ上がることが予想される一方、
人口増などにより経済が活性化している。という明るい見方もできます。
経済が上向いている、良い波が来ているこの状況に乗って、
上手に事業拡大につなげていきたいですね。
kei
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